ライブ情報
タイトル | Underworld単独公演 |
公演日 | 2022年9月30日(金) |
会場 | なんばHatch(大阪) |
セットリスト
- Juanita 2022
- Two Months Off
- S T A R
- Border Country
- Push Upstairs
- Kittens
- Jumbo
- Cups
- King Of Snake
- Rez/Cowgirl
- Dark & Long (Dark Train)
- Born Slippy Nuxx
感想
ライブ前
本当に待ちに待った、5年ぶりの来日公演。
はやる気持ちを抑えられず、↓の妄想をつぶやいて家を出発。
実は私…「生きてる間にJuanitaとKittensを生で聴きたい」という、ささやかな夢がありまして。
私がこれまでに行ったライブでは、ことごとくこの2曲はやってくれなかったのです。
(行けてなかったライブに限ってやっていた)
Juanitaは今回間違いなくやってくれるので、Kittensやってくれたら嬉しいなあと。
まさか、このつぶやきが後にフラグ回収されるとは思ってもいませんでしたが。
ライブ開始〜序盤
開始5分前。会場内にCaliban’s Dreamが流れ始めます。
先日、12インチ盤が発売されたAnd I Will Kissのカップリング曲。
これってもしかして本番でAnd I Will Kissやるっていうフラグなのでは…?
そわそわしているうちに定刻の19時に。照明が落ちて歓声が沸き起こります。
そしてステージ奥からカールとリックが登場。
前回来日したときのリックはかなりの長髪でしたが、今回はめっちゃ短髪だ…しょうもないことに感動しているうちにライブ開始。
流れるのは、今年さんざん聴いたイントロ。
1曲目は予想通りJuanita 2022だ!
原曲のJuanita/Kitelessは、私の人生に少なからず影響を与えた曲。
やっと生で聴けた。この時点で涙腺崩壊(泣いてないけど)。
そして曲の中盤でリックがさっそく軽くミスる(笑)
それに対してカールも何のこれしき、と咄嗟にアドリブを決めてニヤける私なのでした。
Two Months Offでは皆で”You bring light in”の大合唱。
早いものでリリースから20年が経ちましたが、名曲はいつまで経っても名曲。
お次は「DRIFT Series 1」からS T A RとBorder Countryを日本で初披露。
2曲とも思った以上にライブ映えする。
S T A Rではカールの呪術的なボーカルが本領発揮。よく息切れしないなあ。
中盤
ここまでの展開は大体予想通りでしたが、中盤が凄かった。
カールの妖艶なボーカルが際立つPush Upstairsは全身を揺さぶるような重低音が心地良い。
改めてライブって良いなと感じさせられます。
曲が終わったと同時に、ドンドコ音が鳴り始めて会場の空気が一変。
なんだこれ。新曲…??
呆然としながら15秒ほど聴いていると…ようやく氷解。
Kittensやんけ!!!!
嘘だろ?アタシのツイート見てくれたの?思考回路が麻痺。
まさかJuanitaとKittensがいっぺんに聴けるとは。最高の気分。
夢見心地のままJumboへ。このタイミングは素晴らしい。脳がリセットされます。
曲の終盤ではカールとリックがガッツリとハグ。会場がハッピーな雰囲気に包まれました。
この時点で開始からまだ45分しか経ってないけど、ここで終わっても良いや…と思えるほど、既にお腹いっぱい。
そんな多幸感に浸っていたら、なにやら聴き覚えのある、ストリングスのイントロ。
Cupsだ。
しかもフルバージョン。いや嬉しいんですけど何故だ。
またしても脳がバグり始める私。
更に続くのはKing Of Snake。
カールのボーカルとタコ踊りが一層ヒートアップ。とても65歳とは思えない。
ということで、2022年のライブなのに1999年発売の「Beaucoup Fish」から5連発という、怒涛の中盤なのでした。
終盤
King Of Snakeが終わりそろそろ終盤だな…と寂しくなったところでRez。
世界で最もピンクの照明が映える曲です(個人の感想)。
そこからなだれ込むのは、もちろんCowgirl。クライマックスに向けて大盛り上がり。
さ、Nuxxで大団円かな…と思っていたら、まだまだ終わらんよと言わんばかりのDark Train。
リックのボーカルが入って若干アレンジされてました。
そして締めくくりはNuxx。イントロは4つ打ちから入らず、CD盤に忠実な構成になったのね。
ライブ終了
かくしてライブが終了。時間は105分でした。
最後に肩を組んで挨拶するカールとリック。
残念ながらアンコールは無かったですが、個人的にはこれまで行ったライブの中で一番の内容でした。
それにしても、また大阪に来てくれて本当にありがとう。次はいつ来てくれるかな。